出版楽譜

タイトル 雲耀の太刀〜南洲翁の最期〜
品番 SB48
作曲 三澤慶
編曲
難易度 B
編成 K8D(Tp*3/Hrn/Tb/Bass Tb/Euph/Tub)
※Bass TbはTenor Tbでも対応できます。
作品説明 「雲耀(うんよう)」とは薩摩武士、東郷重位によって編み出された剣術「示現流」の最終奥義。初太刀から勝負の全てを掛けて斬りつける一撃必殺の剣術です。 「一の太刀」を思わせる冒頭のファンファーレで幕明けるこの曲は、明治10年に起きた官軍と薩摩軍による内戦、「西南の役」の最終局面、「城山篭城戦」をテーマに作曲されました。圧倒的な官軍の放火の前に現鹿児島市内の「城山」の中腹の洞窟に篭城を余儀なくされた薩摩軍とその総大将、南洲翁(西郷隆盛)は9月 24日、最期の突撃を決意し洞窟を出ます。そして西郷は下山の途中に被弾し、生き残った同志の見守る中、とうとう切腹してこの世を去りました。 4分の5拍子により戦の混沌とした風景を描き、また、中間部では篭城した洞窟を捨て、死への突撃を決意する様子が描写されています。
CD収録 『霊巌洞《REIGANDO》』(侍BRASS)(SKSB-090820)
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