ことふえパピヨン
フルートとハープの優雅な蝶のデュオ。それが「ことふえパピヨン」です。
ある夏の日、台風の風で飛ばされて群れからはぐれた迷子の蝶々たち。
大きなパピヨン「ヒメタテハ」がフルートを演奏し、
小さなパピヨン「ルリタテハ」がハープを演奏しています。
大きさから見て「ヒメタテハ」が夏生まれで、
小さな「ルリタテハ」が春生まれなんだろうと考えられています。
人が近寄るとすぐに驚いていなくなってしまうため、
蝶々の演奏を聴くときは息をひそめていないといけません。
そっと見ていると、お互いにしかわからない言葉で何かをささやきあっているようです。
「ヒメタテハ」が光を好むのに対し「ルリタテハ」は暗闇を好みます。
いつも「ヒメタテハ」が前を進み「ルリタテハ」が静かに寄り添ってついて行く様から、
リーダーは「ヒメタテハ」だと思われています。
もしかして群れの中のお姫様だったのかもしれません。
音楽会がないときは、森の木陰で二人仲良く静かに眠っている姿が報告されています。
眠りの中で時々、嬉しそうに羽をふるわせている様子から、
いつか群れに帰ることを夢見ているのじゃないかな、と見た者は想像するのでした。
CD
クラリキャット・ことふえパピヨン
『お花畑の音楽会』ズーラシアンウッドウインズ『森のメリーゴーランド』
ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団 『オーケストラ物語』
ズーラシアンウィンドアンサンブル
『本日のオススメ吹奏楽』ズーラシアンウィンドアンサンブル
『吹奏楽はじめました』ズーラシアンウィンドオーケストラ 『ズーラシアン吹奏楽部!』